住所変更登記。司法書士が一番気を遣う登記です。
なぜなら一番初めに申請する登記だからです。
証明する書類は住民票や戸籍の附票で、
一度の変更なら、前住所が載っている住民票で大丈夫ですが、
転居を繰り返している場合はその都度、住民票の除票を遡っていくか、
本籍地で戸籍の附票を取得します。
このところ続けて住所変更登記を申請することになり、
転居を繰り返されていて、しかも本籍地が変わっているパターンだったので、
西へ東へと忙しい一日でした。
市役所の市民課に行けば、番号札を活用したり、
請求窓口に並ばせたりと混雑緩和に努めているようですが、いつでも混んでます!
また、窓口であれば現金で支払えるのですが、
郵送請求の場合、支払いは定額小為替か普通為替か現金書留です。
この定額小為替が難ありで、まず郵便局の窓口でのみ販売されており、
一枚につき手数料が200円かかり、しかも午後4時までの取り扱いです。
さらに、おつりで戻ってきた定額小為替には、使用した日付のスタンプが押され、
その日から半年以内に使わないと紙切れになってしまいます。
先日、たまたま4時以降に郵送しないといけないことになり、定額小為替がなかったので、
近くの司法書士事務所に走りました。まあストックしていなかった私が悪いのですが…
吹田市や宝塚市は郵送請求の際、クレジットカードでの支払いも可能なのでとても便利です。
このシステムが早く全国に普及していってもらいたいものです。
さて、令和8年から住所変更登記が義務化される予定ですので、
少し気に留めておいてくださいね。