引っ越し

 昨年のお正月明けのある日、テナントの管理人から「家主が替わります」と告げられたことから
始まったこの難問題。家主が替わってもそのまま借りられると思っていたら、

新家主からは、建替えて自社ビルにするので立ち退いてほしいとのこと。

確か、賃貸借期間は2年で、まだ1年にも満たないはず!

何十件も内覧して、やっと見つけたお気に入りの物件なのに、

そういうことは、契約時に告知するべきなんじゃないの?

ぶつけようのない怒りが沸々と込み上げてくる。とても冷静になれそうにないので、

立ち退きの交渉は弁護士に任せることに。

日常の業務を行いながら、果てしなく続くことになる新事務所探しが始まった。

でもここで矛盾する問題が明らかに。

事務所を探したところで、いつ入居できるかわからない。

そう、立退料で合意できなければ出ていく必要がないからだ。

仕事と立退料を天秤にかける日々、約10か月。

今年に入り、良い物件に出会えたことで、めでたく合意に至ったのが
引っ越しシーズン真っ只中の3月半ば。

もちろん、引っ越し日の第一希望は叶わず、2日前倒しで荷物を運び、

その翌日に回線がつながり、無事、新事務所への引っ越しが完了。

初めての事務所移転、初めての一人での引っ越し作業はかなり疲弊しましたが、

為せば成る、気持ちで動けることを実感できました。

さあ、今日から新事務所での業務をスタート!

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。